太ももが痛い。昨日、スクワットを100回したからだ。何故か急にやってみようと思ったのであった。鍛えているに「こした」ことはないと思ったのだ。この、「こした」感に囚われて生活している人は沢山いるのだろう。そんな人にシンパシーだ。絵を描きたいがどんな絵を描きたいのかはわからずデッサンの本を買ってきて眺め続けるというなんともいえない活動や、ギターを手にするが弾きたいものが思いつかずメトロノームに合わせていじくりまわすという誰も知らない遊びがはじまるのだ、そこにあるのはほとんど、リズム感がないよりはあるにこしたことはないという考えだ。昔の私なのだが。そして確かに、そのような消極的向上心であれ持つにこしたことは無いのだが、確固たるビジョンやイメージを持って羽ばたいていく人に比べると遅々として何事も進まない。羽ばたけても雀のように、飛んでは休み、飛んでは休み、カラスにビビり、鳶を見上げる。ああ、大空よ。私に足りないものは何なのでしょうか。
それはきっと思っていたよりも具体的なものだ。
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