夜中でもコンビニは昼間みたいだ。
夜風を感じたくて窓を開けて眠る。密室が苦手だということに気づく。室内と外の間のようなところが好きなんだ。それはタイの居酒屋、扉を開けっぱなしの洋服屋、窓を開けて走る車、あけすけな恋、わかりやすい夢。
住む場所も興味も作品も人との関わりも風通しが良いのが良い。もし、サラリーマンになったなら、社食は食べないで、昼休みはあそこの中華料理屋で、あっちのタイ料理屋で、そこのカレー屋で、適当にぴょこぴょこ現れては かぁぁ美味しいなんて呟いて仕事に戻るんだ。
風通しが良いというのは私にとって非常に大切なものだ。風が吹かず、ずっと同じ天気で、春も夏も秋も冬もないなら暴風雨もあったりする方がいい。
住む場所も興味も作品も人との関わりも風通しが良いのが良い。要塞みたいな所に住み、地下室がラボになっていて、そこでずっと一つのテーマを研究しているみたいな生活は合わないだろうな。もっと、あっちにふらふら、こっちにふらふら、はらはら、ひらひら、ふらふら、へらへら、ほらほら、そういうのが合っているね。作品を作ることに関しても、自己完結しつつ、開けた感じではいたい。完結性と開放性の二つのバランスをどうやってとるか。今はどちらかというと、密室での完結になっているけれど、開放するポイントはなにかな。展示とか、ライブ的なことだろう。半開けのようなあり方を模索したい
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