身体が小さくなったらしい。何ヶ月か前まで身体を鍛えて沢山食べていたのを止めたからだろう。歩いて、スーパーの窓ガラスに映る自分を不意に見ると、確かに。この、外の窓ガラスに自分の姿が映るのを不意に見ることに興味がある。他人の一人としての自分が一瞬そこに見える、これが客観的に見えている自分なのだろう。
確かになんか小さくなった気がする。元々小さいのだが、太ったり痩せたりすることは良くあるけど小さくなること中々ないぞ。ちょっと大きくなろうかな。
そんな、ガラスに映った姿を見て、前と着たい服装も変わってきた気がした。顔もなんか変わった気がする。生活という名の整形外科医が目を優しくしたり鋭くしたり、負けてたまるかと口をひん曲げたりした。
The filth and the furyというsex pistolsのドキュメンタリーを見た。字幕はついてないし生活の流れの中で流し見していたので内容はそんなに入ってきていないが、あんまり長い映像を見ない自分にとってはニヶ月に一度くらいの珍しいことだ。なにか、生きる中で足るを知って悟りたいような、まあまあ、冷静になりなよみたいな気分でいた時
もあったが、いや、あるからこそ、こう、足りねえ 知らねえ みたいなエネルギーを感じる時に、こういうものをどこかで求めていたんだと気づく。それがsex pistolsのメンバーの場合、上手くいっていたのかというと、そうではなかったのだろうけど、そのはじまりの根っこにある自分だってという気持ちはあっていいし迂闊に歳を重ねると忘れてしまうことだけれど、それを忘れないようにしようと思った。なになにさんの知り合いが言いたいことがあるらしいとかではなく、あなたが言いたいことがあったって良いということ。
今日は髪を切る。髪が伸びるって不思議だよね。背は伸びないのにさ。
コメント
コメントを投稿