雨。最近はまた雨の日が多い。それも一日の中で降ったり止んだりする。一応いつも傘を持っていた方が良いかもしれない。良く言われることだが、これだけ技術が発達しても傘の形が変わらないのは面白い。現在の傘の形は18世紀頃できあがったのだという。そして今も同じ形だ。
折り畳み傘はもう少し歴史が新しいが、それでも1928年。こういうプロダクトが発明された時代に居合わせたかったなと思う。あの傘がこんなに小さくなるなんてと、興奮するだろうな。テレビというものが流通しだした時なんて、魔法の箱でしかない。今では魔法も解けたのだが。
昨日の日記に書いた、コウスティングという概念を生活の中に取り入れていきたい。私は退行する。そのことを前提にしておくこと。睡眠というのも起きている時間に対する退行と呼んでも良いかもしれないし、何も考えずに絵を描くことは、こうしてごちゃごちゃ考えていることに対する退行と呼べるだろう。生活の中に二極があることを受け入れ、その準備をしておくこと。屈んだ後に背中を反らすのが気持ちいいことがヒントである。
さ、制作。
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